こづかい万歳2巻感想 ~ただのネタ漫画ではもったいない!~

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漫画
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書こう書こうと思っていた「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」2巻の感想をやっと書きます。
いやー、2巻もかなり面白かった!!

1巻の感想はこちら!
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こづかい万歳を一躍有名にした「ステーション・バー怪人」

私がこづかい万歳を読み始めたのは、ちょうどこの回からでした。
とはいっても、ステーションバー流れからではありません。
ちょうどその時読んでいた「連ちゃんパパ」(これも面白かった!)の感想に紛れ込む「こづかい万歳」という漫画の名前。
なぜか同じ文脈で語られていて、興味を持ってコミックDAYSで無料回を読んでみました。それがまず1話。その後すぐに無料公開されたのが、ステーションバー回でした。
これがこづかい万歳との出会いです。

怪人……もとい村田さんですが、単行本での後日談的なものを読むと、ホントに友達思いのいい人ですよね!
おこづかいが1万5千円なのも家族のためという理由があるので、やっぱり村田さんはいい人だと思います。

漫画として純粋に面白い「こづかい万歳」

漫画の構成が上手すぎる!

わたしはこの「こづかい万歳」をネタ漫画で終わらせてしまうにはもったいないと、常々思っています。
理由はかんたん。漫画が上手すぎるからです!

こうして単行本になったものでそれぞれの話を続けて読むと、特に思いますね。
ゲストの登場人物のおこづかいは、どんどんデフレ化していきます。
中には推定ではぐらかしつつ、定額給付金回(普通にいい話でした)を挟んだところで「0円怪人」を持ってくる流れの巧みさ。

この0円のお話も、家計から用意されたプールの回数券、サブスクで見る映画、手作りお菓子の材料は家計から……というところをみると、おこづかい0円というより、現物支給のおこづかいって感じで、0円だけどこれは本当に0円なのか?という余韻を残して終わる辺りがニクいです。

そしてその直後の回は5万円のおこづかいの方が登場。過去最高額を記録します。
ただこの5万円も別ベクトルですごい人なので、デフレ化とは別の面白さを提示してくれます。
編集者さんの自室がない話へのつなぎとして、良い役割を果たしているのが5万円回ですね。

ところでその自室がない話の根本原因はおこづかいではないんですよね(笑)
さらに現在このご家庭の次女さんと長男さんが同じ部屋なので、今後が気になって仕方ありません。
年頃になれば男の子と女の子の部屋を分けることになるでしょうが、この家にはもう部屋がないのです!
(だからこそ、ステップワゴンが編集者さんの自室になっています)
高校受験を控えた長女さんは大学入学と同時に家を出るしか解決策はない気がしますが、調布にお住まいなのでどうなるのでしょうね?
数年後に続報をお待ちしております。

家といえば、わたしは吉本先生のおうちの間取りも気になりますよ~。
中古住宅とのことですが、先生の仕事場が1階で、キッチンやリビングが2階にあるっぽいですよね。
元々1階が事務所みたいなおうちだったんでしょうか。

バズを理解している絵の力

なんだかおかしなことになっていて、ネタになりそうなコマが多いんですよね。
変なところで目がギンギラギンになっていたり、絶対狙ってるでしょ!と笑ってしまいます。
そのシーンでその表情持ってくるの?という笑いのセンスは天才的です。

漫画表現としてもうまいなーと思います。
村田さんのどアップが徐々にズームアウトしていき、「ステーショ・バー」を大ゴマで見せてくれるなど、テンポのいいコマ運びも特徴的です。

実は計算された?突っ込み不在のギャグ

1巻で全人類が突っ込みを入れたであろう自販機でコーラを買うシーン。確かに自販機で買うコーラはおいしいです。スーパーで買うコーラよりも……。
でもおこづかいが足りないんじゃないんかーい!!という突っ込みが不在のまま漫画は進んでいきました。
個人的に、吉本先生の描く飲み物を飲む描写が好きです。あの、口をつけずにジョボジョボと口に注がれている図が面白すぎる!

そのシーンに、巻をまたぎ遂に突っ込みが入りました。
それもステーションバー怪人……もとい村田さんより。
突っ込みが入らないのも面白いですし、突っ込みに時差が入るのも面白いです。

また、妙に正確な時間なのに頃をつけてあったりと、全体的に妙な間やテンポを生み出していて、それがすごく上手いと感じます。
変な余韻があるところが好きです。

謎な距離感の公式Twitterも面白い

SNSへの漫画のスクショがダメってのが話題になったりしましたね。
しかし公式自らスクショ芸を見せてくれるのが、こづかい万歳の公式Twitterです。
読者との距離感が近すぎて笑っちゃうときもあります。

愛嬌たっぷりの公式さんの根底に作品への愛があるように感じます。
だからこそ、話題になっているのを心底喜んでくれているのではないでしょうか。
公式さん自らが楽しんでくれているのが分かるのでとても好感が持てます。

まだまだ語り足りない2巻ですが……

内容を全部喋ってしまいそうなのでここまでにします。
「こづかい万歳」って、まとめて読むのもいいですし、手元に置いて何気なく開いたページを読んでも楽しめるんですよね。

2巻もとても面白かったです!
3巻も楽しみ!

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<とろむら けいとう>です。
色々浅く、色々好き。
色々なことに憧れながらも、結局どれも中途半端なひと。

小さく楽しく暮らしています。

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